イルカと墜落 人生最大の出来事かもしれないのに、それを淡々と描ききってしまう沢木さんの文章がたまりません。 いつものように冷静な筆致で目の前で出来事が起きているかのように感じさせてくれます。それがブラジルの大地であり、それが乗っていた飛行機の墜落ということであっても。 イルカと墜落 (文春文庫)文藝春秋 沢木 耕太郎 ユーザレビュー:… トラックバック:0 コメント:0 2009年12月11日 続きを読むread more
路上の視野 ノンフィクションライター沢木耕太郎のごく初期のエッセイ集です。 今も変わらない落ち着いた静かな語り口の中でも、ノンフィクションとは違ってこのエッセイ集には沢木さんの心が見え隠れするのがおもしろいです。深夜特急や一連の初期のインタビューを思い浮かべると、とくにそのころの心の動きがつたわってきて、こうしてノンフィクションライターになってい… トラックバック:0 コメント:0 2009年10月06日 続きを読むread more
テロルの決算 浅沼稲次郎と山口二矢の事件。教科書でしか知らない事件が目の前で起こっているかのような、そしてそこにたどり着くまでのストーリーがよくできたドラマのように進んでいきます。ひとこと「右翼の少年が刺した」というだけでは済まされない背景を知り、もしかしたら不謹慎かもしれませんが、それだけ自分の国のことを憂うことができるのをうらやましく思いました。… トラックバック:0 コメント:0 2008年12月17日 続きを読むread more
危機の宰相 沢木耕太郎のごく初期の作品なんですが、このときから既に綿密な観察力としっかりした人物描画がじっくりと楽しめます。所得倍増論を打ちあげた池田勇人とそのブレインたちが、今ここで語りかけてくれてるようです。インタビューする力、それに答える力、その答えを伝える力、そういった力が均衡して一つの道筋をつけてくれるのが気持ちよいです。 それにし… トラックバック:0 コメント:0 2008年11月30日 続きを読むread more